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春秋戦国時代とはおおまかな言い方で、実際には春秋時代、戦国時代と分かれる。
その見分け方は春秋時代に繁栄した晋という国が、3つの国に分裂してからが戦国時代と呼ばれている。

まずはその春秋時代の人物が書かれた本を紹介したいと思う。


まずは前回紹介した斉の「管仲」、同じく斉の「晏嬰」(よく晏子と呼ばれている)。
共に名宰相と呼ばれ、後世に目指すべき人物と言われてる人物。
史記の作者「司馬遷」は晏嬰の御者になりたいと言い尊敬していたと言われてる。
この2作品は宮城谷 昌光さんが作品化。
文庫で「管仲」「晏子」というタイトルになっている。

よく「~子」という名称が出てきている。有名な孔子とか孟子とか。
この子というのは尊称の意味で使われて、現代風に言えば~先生という感じになるだろうか。

次に宋の「華元」。この人も名宰相と言っていいと思う。
強国である晋と楚という国の間で揺れ動いた時代に活躍した人物。
さらに鄭の「子産」。この人だけなぜか字(あざな)の方が有名。
この人も強国である晋と楚という国の間で揺れ動いた時代に活躍した人物。
この人は孔子に尊敬され、群雄割拠の時代に信を貫き、法律で統治した政治家。
こう書くと悪い人物に見えますが(笑)。
この2作品も宮城谷 昌光さんが作品化。
「華元」の方が「華栄の丘」「子産」はそのままのタイトル。

晋の文公こと「重耳」。時代的には管仲と同じですが、この人が公の座に座ったは晩年の60歳。それまでは流浪の逃亡生活を送る。
晋という国がどうやって出来、どうして国から逃亡しなければならなかったのか?。
その生涯を宮城谷昌光さんが全3巻の長編小説で描いている。
続いて晋の「士会」。上記の晋の文公「重耳」に見出されるも、その死後に秦へ亡命。
その後帰国し晋の大臣に。北からは侵略してくる狄を迎え討ち、南からは北上してくる楚を迎え討つ。
さらに礼法を定め、国を導いた名宰相であった。
番外編として「介子推」。晋の文公「重耳」の逃亡生活を一緒に過ごし、人知れず「重耳」を護りぬいた武人。
この3作品も宮城谷 昌光さんが作品化。
士会は「沙中の回廊」「重耳」「介子推」はそのままのタイトル。

最後に越の「范蠡」(ハンレイ)。越王の勾践を補佐し、呉を滅ぼし覇者の地位まで登らせた事に関しては管仲と似ている。
違うのは勾践を覇者としてから国を去った事である。「苦難を共にできても、歓楽は共にできない」と残して去っていき、行った先々で商売を始め大富豪になるという面白い人物。
臥薪嘗胆や呉越同舟など故事でも知られる呉と越との戦い。
立石 優さんが作品化。

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